■ 出版日
2009年4月
■ 価格
94,500円(消費税込)(バインダー製本版)
■ ページ数
A4判 250ページ
■ 発行<調査・編集>
ストラテジック・リサーチ
備考:
(※バインダー製本とPDF版では編集上の違いによりページ数が若干異なります。)
乱丁・落丁以外のご返品につきましては、原則としてお申し受けできませんのでご了承ください。
レポート内容
■概要■
SOAはIT資源をビジネスプロセスやサービスプロトコルと連携させ、レガシー・アプリケーションとの同期やWebサービス統合により、企業システムをより機敏にするための実践的な方法論です。企業の情報システム、IT業界に大きなインパクトを与えるもののなかでもSOA(サービス指向アーキテクチャ)は群を抜いています。かつてメインフレームからオープン・アーキテクチャへの移行というイノベーションを経験してきましたが、SOAはそれに勝るとも劣らないパラダイムシフトであり、IT(業界)の秩序を大きく変え、企業のIT基盤を塗り替えてしまう、きわめて重要なテーマと言われています。
これまで日本企業の多くがIT部門をコストセンター扱いにし、SOAがあまり浸透しないまま「失われた10年」が経過してしまいましたが、1990年代からITの有効活用に対する戦略的な取り組みが本格化した欧米では、システムのモジュール化、ソフトウェアの部品化がスムースに受け入れられ、優れたSOA基盤製品群が揃い、SOAなしに企業情報システムが考えられなくなっています。欧米各国だけでなく、世界的にみればSOAはすでに新しい概念・手法などではなく、企業が存続し続け、持てる能力を活かすための必須の条件とされています。日本のSOA普及度はアジア主要国のなかでも最も低く、日本企業の情報システム環境はかなり危機的な状況にあるとさえいえます。
本白書は、エンタープライズITの統合基盤としてのSOAについて、開発技術(モデリング標準からソフトウェアコンポネントの実装まで)、IT業界やユーザ企業の取り組み、製品及びソリューション市場の形成状況、国内・海外の最新動向など、360度の視界でSOA の現状・展望・可能性を明らかにするものです。
■ 目次構成
【序】
【第1部 SOAの潮流】
・SOAがIT業界にもたらす効果
・SOA導入動向
【第2部 SOAの概念・定義・変遷】
・SOAの概念・定義
−SOAの設計手法・設計コンセプト 他
・アーキテクチャ面で見たSOAの特徴
・SOAに関連したアナリスト/レポートの分析紹介
−独立行政法人 情報処理推進機構
−AMR Research
−Aberdeen Group
−AmberPoint
−Saugatech Technology
−他
【第3部 SOAの基本仕様】
・SOAを構成する要素技術
・SOAの必要条件
−SOAに必要とされている条件
−SOAの技術的基盤
−SOA実装を成功に導くための条件
・レガシーシステムのSOA化
・エンタープライズサービスバス(ESB)構築
【第4部 標準化団体のSOAに対する取り組み】
・SOAにおけるデファクト・スタンダードの不在
・OMG
・OASIS
・DMTF
・メタデータ標準化とSOA
【第5部 SOA導入パターン別研究】
・SOAシステム構築促進のためのフレームワーク検証
−SOA導入の阻害要因
−SOA導入の阻害要因克服に向けた仮説・提言
・ビジネスプロセス・マネジメント(BPM)とSOA
−ビジネスプロセス・マネジメント(BPM)概説
−BPM製品のトレンドと導入/運用の4ステップ
−BPM製品の利用動向
・サービス分散・連携の全体最適アプローチとSOA
【第6部 SOA導入を成功させるための条件[1]】
・SOAの導入にあたっての留意事項
・小さくはじめて、大きく育てる(スモール・スタート&スケーラブル・アプローチ)
・SOAを成功に導く「組織的な対話・学習」
・再利用可能な資源の選別
【第7部 SOA導入を成功させるための条件[2]】
・サービス特性の見極めとプロトタイピング
・サービス管理製品の検討・選定
・ESB(エンタープライズ・サービス・バス)確立とサービス統合
・SOAの障害要因
【第8部 SOA開発方法論の問題】
・オーケストレーションの検討
・BPEL
・SOAとITIL適用の課題
【第9部 ITガバナンスとSOA】
・SOAとITガバナンス概説
・ITガバナンス・フレームワークの課題
【第10部 SOA活用形態の発展】
・EA(エンタープライズアーキテクチャ)とSOA
・EAI(企業アプリケーション統合)とSOA
・SOAと「Web2.0、「エンタープライズ2.0」との関係
・SOAとバリューチェーン統合
・SOAからSOE(サービス指向エンタープライズ)への進化
【第11部 SOAベンダー動向・SOAベンダーのSOA戦略】
・SOA導入・SOA製品ベンダー動向概況
・SOAベンダーの宣伝手法
・SOA製品の傾向
−アプリケーション系SOA製品の傾向
−データベース系、OS系SOA製品の傾向
−EAI系SOA製品の傾向
−OS系SOA製品の傾向
・BPM(ビジネスプロセス・モデリング)製品の傾向
・IBMのSOA戦略
・SAPのSOA戦略
・BEAのSOA戦略
・オラクルのSOA戦略
・ヒューレット・パッカードのSOA戦略
・ソニックソフトウェアのSOA戦略
・アイオナテクノロジーのSOA戦略
・日立コンサルティング/日立製作所のSOA戦略
・富士通のSOA戦略
・NTTデータのSOA戦略
【付録A SOA関連リソース】
・SOA関連の標準化団体・関連活動のWebサイト(URL)
・EA(エンタープライズアーキテクチャ)関連の標準化団体・関連活動のWebサイト(URL)
・エンタープライズアーキテクチャ (EA) −アーキテクト認定機関
・BPEL関連の標準化団体・関連活動のWebサイト(URL)
・BPMN関連の標準化団体・関連活動のWebサイト(URL)
・ESB(エンタープライズ・サービス・バス)関連の標準化団体・関連活動のWebサイト(URL)
・参考文献
【付録B 国内のSOA関連ベンダー・SOA関連製品一覧】
・EAI・ETL
・開発支援
・開発ツール
・ソフトウェア開発
・プロジェクト管理
2009年4月
■ 価格
94,500円(消費税込)(バインダー製本版)
■ ページ数
A4判 250ページ
■ 発行<調査・編集>
ストラテジック・リサーチ
備考:
(※バインダー製本とPDF版では編集上の違いによりページ数が若干異なります。)
乱丁・落丁以外のご返品につきましては、原則としてお申し受けできませんのでご了承ください。
レポート内容
■概要■
SOAはIT資源をビジネスプロセスやサービスプロトコルと連携させ、レガシー・アプリケーションとの同期やWebサービス統合により、企業システムをより機敏にするための実践的な方法論です。企業の情報システム、IT業界に大きなインパクトを与えるもののなかでもSOA(サービス指向アーキテクチャ)は群を抜いています。かつてメインフレームからオープン・アーキテクチャへの移行というイノベーションを経験してきましたが、SOAはそれに勝るとも劣らないパラダイムシフトであり、IT(業界)の秩序を大きく変え、企業のIT基盤を塗り替えてしまう、きわめて重要なテーマと言われています。
これまで日本企業の多くがIT部門をコストセンター扱いにし、SOAがあまり浸透しないまま「失われた10年」が経過してしまいましたが、1990年代からITの有効活用に対する戦略的な取り組みが本格化した欧米では、システムのモジュール化、ソフトウェアの部品化がスムースに受け入れられ、優れたSOA基盤製品群が揃い、SOAなしに企業情報システムが考えられなくなっています。欧米各国だけでなく、世界的にみればSOAはすでに新しい概念・手法などではなく、企業が存続し続け、持てる能力を活かすための必須の条件とされています。日本のSOA普及度はアジア主要国のなかでも最も低く、日本企業の情報システム環境はかなり危機的な状況にあるとさえいえます。
本白書は、エンタープライズITの統合基盤としてのSOAについて、開発技術(モデリング標準からソフトウェアコンポネントの実装まで)、IT業界やユーザ企業の取り組み、製品及びソリューション市場の形成状況、国内・海外の最新動向など、360度の視界でSOA の現状・展望・可能性を明らかにするものです。
■ 目次構成
【序】
【第1部 SOAの潮流】
・SOAがIT業界にもたらす効果
・SOA導入動向
【第2部 SOAの概念・定義・変遷】
・SOAの概念・定義
−SOAの設計手法・設計コンセプト 他
・アーキテクチャ面で見たSOAの特徴
・SOAに関連したアナリスト/レポートの分析紹介
−独立行政法人 情報処理推進機構
−AMR Research
−Aberdeen Group
−AmberPoint
−Saugatech Technology
−他
【第3部 SOAの基本仕様】
・SOAを構成する要素技術
・SOAの必要条件
−SOAに必要とされている条件
−SOAの技術的基盤
−SOA実装を成功に導くための条件
・レガシーシステムのSOA化
・エンタープライズサービスバス(ESB)構築
【第4部 標準化団体のSOAに対する取り組み】
・SOAにおけるデファクト・スタンダードの不在
・OMG
・OASIS
・DMTF
・メタデータ標準化とSOA
【第5部 SOA導入パターン別研究】
・SOAシステム構築促進のためのフレームワーク検証
−SOA導入の阻害要因
−SOA導入の阻害要因克服に向けた仮説・提言
・ビジネスプロセス・マネジメント(BPM)とSOA
−ビジネスプロセス・マネジメント(BPM)概説
−BPM製品のトレンドと導入/運用の4ステップ
−BPM製品の利用動向
・サービス分散・連携の全体最適アプローチとSOA
【第6部 SOA導入を成功させるための条件[1]】
・SOAの導入にあたっての留意事項
・小さくはじめて、大きく育てる(スモール・スタート&スケーラブル・アプローチ)
・SOAを成功に導く「組織的な対話・学習」
・再利用可能な資源の選別
【第7部 SOA導入を成功させるための条件[2]】
・サービス特性の見極めとプロトタイピング
・サービス管理製品の検討・選定
・ESB(エンタープライズ・サービス・バス)確立とサービス統合
・SOAの障害要因
【第8部 SOA開発方法論の問題】
・オーケストレーションの検討
・BPEL
・SOAとITIL適用の課題
【第9部 ITガバナンスとSOA】
・SOAとITガバナンス概説
・ITガバナンス・フレームワークの課題
【第10部 SOA活用形態の発展】
・EA(エンタープライズアーキテクチャ)とSOA
・EAI(企業アプリケーション統合)とSOA
・SOAと「Web2.0、「エンタープライズ2.0」との関係
・SOAとバリューチェーン統合
・SOAからSOE(サービス指向エンタープライズ)への進化
【第11部 SOAベンダー動向・SOAベンダーのSOA戦略】
・SOA導入・SOA製品ベンダー動向概況
・SOAベンダーの宣伝手法
・SOA製品の傾向
−アプリケーション系SOA製品の傾向
−データベース系、OS系SOA製品の傾向
−EAI系SOA製品の傾向
−OS系SOA製品の傾向
・BPM(ビジネスプロセス・モデリング)製品の傾向
・IBMのSOA戦略
・SAPのSOA戦略
・BEAのSOA戦略
・オラクルのSOA戦略
・ヒューレット・パッカードのSOA戦略
・ソニックソフトウェアのSOA戦略
・アイオナテクノロジーのSOA戦略
・日立コンサルティング/日立製作所のSOA戦略
・富士通のSOA戦略
・NTTデータのSOA戦略
【付録A SOA関連リソース】
・SOA関連の標準化団体・関連活動のWebサイト(URL)
・EA(エンタープライズアーキテクチャ)関連の標準化団体・関連活動のWebサイト(URL)
・エンタープライズアーキテクチャ (EA) −アーキテクト認定機関
・BPEL関連の標準化団体・関連活動のWebサイト(URL)
・BPMN関連の標準化団体・関連活動のWebサイト(URL)
・ESB(エンタープライズ・サービス・バス)関連の標準化団体・関連活動のWebサイト(URL)
・参考文献
【付録B 国内のSOA関連ベンダー・SOA関連製品一覧】
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