エンタープライズ2.0白書 2009年版 [PDF版]

■ 出版日

2009年5月

■ 価格

69,300円(消費税込)(PDFタイプ)

■ ページ数

A4判 270ページ

■ 発行<調査・編集>

ストラテジック・リサーチ

備考:
(※バインダー製本とPDF版では編集上の違いによりページ数が若干異なります。)
2009年5月中旬発刊予定。
乱丁・落丁以外のご返品につきましては、原則としてお申し受けできませんのでご了承ください。


レポート内容

■概要■

 次世代ウェブ〜エンタープライズITに関連した書籍を複数編集・発刊(予定を含む)し、エンタープライズIT分野のリサーチ/コンサルティング/啓蒙活動をリードしてきたストラテジック・リサーチ編纂による待望の「エンタープライズ2.0白書」発刊をご案内致します。
 今日のWeb 2.0 ソリューションは、デスクトップアプリケーションに近い操作性を持ちながら、オンラインで情報を共有し、コラボレートできるWebの次世代サービスを最大限に活用したものであり、これを企業などの組織における情報システムとして整備したものがエンタープライズ2.0です。
 エンタープライズ2.0とは、Web2.0 がそのまま企業向けアプリケーションに単線形で発展するのではなく、じつに多様な可能性を孕んでおり、そのビジネスモデルに対するアプローチも複線的・多層的に発展するものとみられています。
 文書管理の発展形として、企業内情報資源の検索や情報集約機能に注目した視点、技術や製品開発のスタイルに消費者の意見を効果的に取り入れられる「コンシューマライゼーション」に注目した視点、社員教育、社内コミュニケーション、ナレッジ・マネージメントなど組織全体の満足度を高める方策に着目した視点、マッシュアップ型インテグレーション・ツール活用による費用効率(TCO)の高いエンタープライズ・モデル実現に着目した視点など、重層・多層的に活用されるのがエンタープライズ2.0のあり方です。また、企業という枠を超えて、数年前から始まっている「企業の社会化」への回帰という視点とも重なってみることができます。
 本白書では、こうしたエンタープライズ2.0がもたらす多様な価値・活用可能性について検証するとともに、SIのが持つべき役割・価値の変化、次世代SIの姿、CIOの役割(ミッション)などについて、識者の見解を紹介しています。また、「SOA」とエンタープライズ2.0の関係、エンタープライズ2.0とASP/SaaS/モバイルSaaS、クラウド・コンピューティングとエンタープライズ2.0、ソーシャル・ネットワーキングとエンタープライズ2.0など、テクノロジー視点で見たエンタープライズ2.0の発展シナリオについても紹介し、エンタープライズ2.0論を総合検証する報告書として編纂されています。
(なお、目次項目、ページ数は若干の修正・変更がある場合があります。)
※本白書は、「XML/Webサービス白書」、「セマンティックWeb白書」、「eラーニング白書」の監修、その他、ベストセリングを記録した「新たなビジネスモデルの覇者ASP」の監修、ASP国際カンファランスのコーディネーションなど、延べ10年以上に渡りエンタープライズIT分野のリサーチ/コンサルティング/啓蒙活動をリードしてきたストラテジック・リサーチ編纂によるものです。
※ストラテジック・リサーチ(本白書発刊元)のe白書シリーズは、官庁および関連行政組織、自治体、大手・中堅・中小企業、コンサルティングファーム、シンクタンク、全国の国立大学法人、各種教育・研究機関等に多数納入・予約受注実績があります。


■ 目次構成

【序】

【第1部 エンタープライズ2.0概説】
・エンタープライズ2.0の概念・定義
・Web2.0とエンタープライズ2.0
・エンタープライズ2.0を導入することのメリット
・各種アナリスト・研究者による分析

【第2部 エンタープライズ2.0を支えるキーテクノロジー】
・テクノロジー視点で見たエンタープライズ2.0の発展シナリオ
・アーキテクチャ、アプリケーション双方における統合の流れ
・エンタープライズ2.0とSOAの関係

【第3部 エンタープライズ・マッシュアップの傾向と対策】
・エンタープライズ・マッシュアップの定義・コンセプト
・SOAとマッシュアップアプローチを統合させていくアプローチの意義

【第4部 エンタープライズ・サーチの傾向と対策】
・エンタープライズ・サーチ概説
・エンタープライズ・サーチ活用方法
・エンタープライズ・サーチ製品に求められる機能
 −エンタープライズ・サーチのメカニズム
・主要エンタープライズ・サーチ製品の特徴
 −主要エンタープライズ・サーチ製品・検索アプライアンス製品の最新動向
 −エンタープライズ・サーチ製品・検索アプライアンス製品の課題
 −エンタープライズ・サーチに関する考察
 −エンタープライズ・サーチと企業内検索エンジン最前線
 −エンタープライズ・サーチと検索結果ナビゲーション

【第5部 知識流通フレームワークとエンタープライズ2.0】
・「アナリシス」から「シンセシス」へ
・ナレッジ・マネジメントの進化とエンタープライズ2.0
・アウェアネス支援とエンタープライズ2.0

【第6部 エンタープライズ2.0とメタデータ活用】
・エンタープライズレベルのオントロジー工学
・エンタープライズ2.0とメタデータ処理
・エンタープライズ2.0とセマンティックWeb結合

【第7部 企業内SNSの傾向と対策】
・企業内SNSの現状と課題
・企業内SNSとエンタープライズ2.0

【第8部 企業内Wikiの傾向と対策】
・企業内Wikiの現状と課題
・企業内Wikiとエンタープライズ2.0

【第9部 エンタープライズ2.0と集合知】
・集合知と「フォークソノミー」
・CGMの進化とエンタープライズ2.0
・エンタープライズ2.0とソーシャル・アグリゲーション
・次世代ウェブとフォークソノミーの発展

【第10部 企業組織論とエンタープライズ2.0】
・企業ガバナンスとエンタープライズ2.0
・エンタープライズ2.0による企業組織活性化

【第11部 マーケティング・イノベーションとエンタープライズ2.0】
・顧客行動・購買プロセスにおけるWeb2.0化
・エンタープライズ2.0とCGMマーケティング
・創造的データ・マイニングと次世代マーケティング
・マーケティング手法とメディア文化圏の同時進化

【第12部 クラウド・コンピューティングとエンタープライズ2.0】
・クラウド・コンピューティング概説
・クラウド・コンピューティングのアーキテクチャ
・クラウド・コンピューティングのフレームワーク
・クラウド・コンピューティングとエンタープライズ2.0
・アナリストの分析

【第13部 エンタープライズ2.0の発展シナリオ】
・ソーシャルキャピタルへの移行
・エンタープライズ2.0とオープンソース活用
・エンタープライズ2.0とクリエイティブ・コモンズ活用

【第14部 エンタープライズ2.0ツールベンダーの動向】
・既存のエンタープライズ向けサービス事業者
・主要ベンダー別分析
・主要カテゴリー別分析

【付録A エンタープライズ2.0関連リソース】
・エンタープライズ2.0関連 研究・学術団体、協会−Webサイト(URL)
・エンタープライズ2.0一般 公開資料−Webサイト(URL)
・関連書籍/文献
・SNS関連リソース−Webサイト(URL)
・集合知/フォークソノミー関連リソース−Webサイト(URL)
・クラウド・コンピューティング関連リソース−Webサイト(URL)
・エンタープライズ・サーチ/全文検索システム関連リソース−Webサイト(URL)
・データマイニング関連リソース−Webサイト(URL)

【付録B エンタープライズ2.0に関連したベンダー/プロバイダーリスト】
・企業内SNS
・エンタープライズサーチ
・ビジネス・プロセス・マネジメント(BPM)
・文書管理・ドキュメントマネジメント
・ワークフロー
・グループウェア
・情報共有・資産情報管理・各種業務支援
・EIP・ナレッジマネジメント・CMS
・BI・DWH
販売価格 69,300円(内税)
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